「肩」の部分でもシワについて触れましたが、では具体的にどのようなシワがよくないのかをご説明したいと思います。スーツは布でできているのですから、動けば自然にシワができるのはあたりまえです。しかし、直立した状態でシワが多いのはサイズが合っていない証拠です。不自然にできたシワをチェックすることで、あなたのいま着ているスーツのどこのサイズが合っていないかを知ることができるのです。おおむね、サイズが大きいところには縦にシワが入り、逆にサイズが小さいところには横にシワが入ると知っておいてください。シワがあるとどうしても清潔感に欠けますし、頼りない印象を与えがち。ぜひ、シワのない信頼感のあるスーツスタイルを目指してくださいね。
当然、服をランクアップするとそれに合わせて靴やバッグも必要になる。アクセサリーも偽物でお茶を濁せない。世界のブランドものに目がいくのもこの頃だ。という私は、ことブランドものに関しては晩生であった。それ程興味を持たなかったし、それなりのおしゃれが楽しかったから、わざわざ高くてチャラチャラ(と思っていたのよ)したものを買うことはない、と考えていた。ポリシーに近いものがあったかもしれない。今の若い人達、身近では高校生の娘さえ、ティファニーが欲しい、ハンティング・ワールドが欲しいといった具合だ。それでもっと悪いことに、それらは単なる流行であって、何年かしたら持っているほうが恥ずかしい、ということになるのだもの、参ってしまう。何がそうさせたのか、物質文明の世の中が悪いのよ、と今さらながらにいってみる。
フライトジャケット(flightjacket)は、ボマージャケットなど、パイロット用のジャケットの総称。革素材もあるが、現在はナイロン製が多い。襟はスタンドカラー、裾はゴム編みのウェストバンド、ジッパーで前を留める。ポケットは、パッチまたは切り込みタイプ。裏にボアを張ってあり、防寒性が高い。第二次世界大戦中にアメリカ空軍の制服として登場して以来、さまざまなデザインのものが作られた。そして、ダウンジャケット(downjacket)。ジッパーまたはスナップ留めの長袖ジャケット。袖口とウェストは、ニット製。表地と裏地の間に羽毛(ダウン)が詰められ、キルティング加工が施されているため、保温性が高い。袖の取り外しができ、ベストとして着用できるデザインのものもある。ダウンベスト、スナップ、トグル、ジッパー留めのベスト。ダウンジャケット同様に、羽毛を詰め、表地と裏地を一緒にキルティング加工している。