「夏休みに家族で信州ヘドライブに出かけたんですが、峠道でカーブを曲がったら、前がいきなり渋滞していて追突。幸い相手もこちらもケガはなかったのですが、ラジエーターが割れてクルマは走行不能に。とりあえず警察に届け、JAFを呼んでクルマを修理工場に運んでいるうちに日が暮れてしまい、結局、家族5人でもう一泊するはめになりました。翌日はバスと電車を乗り継いで、なんとか家まで帰り着きましたが、結果的に海外旅行に行けるくらいの出費となってしまいました……」と嘆くのは自営業のTさん。一瞬の気のゆるみで楽しい家族旅行は台なし。おまけに、クルマの修理代に加え宿泊費と交通費という予想外の出費もかさんでしまいました。相手に過失があれば交通費などの請求は可能ですが、自分の過失で起こった事故の場合、その費用は基本的に自己負担です。ところが最近になって、このような場面で発生する費用の補償や、レッカー車の手配、宿泊施設の案内サービスなどが続々と登場しています。チューリッヒが車両保険にセットするかたちで始めた「緊急宿泊費用サポート」は、自宅から200m以上離れた場所で事故が起こってクルマが使用不能となり、緊急の宿泊が必要な場合に、1回の事故に付き3万7500円を限度にその費用を支払ってくれるというものです。宿泊せず、24時間以内に電車やタクシー、バス等の交通手段を使って帰宅した場合には、1回の事故につき5000円を限度に交通費を支払ってくれるという「帰宅費用サポート」もあります。これらはいずれも車両保険金と一緒に支払われます。同じような内容の補償は、東京海上のTAPにも含まれています。こちらは「遠隔地事故諸費用担保補償」というもので、他にも、日産火災、日本火災、住友海上、同和火災が始めています。「なるほど、こんな補償があったら安心だ……」という人は各社でネーミングが異なることもあるので契約時に各保険会社にたずねてみるとよいでしょう。
(自動車保険注目サイト)
自動車保険市場について
http://auto.hokende.com/